・DX経営ビジョン

当社では情報の優位性が競争優位の源泉となると考え、2009年より IT 家具屋戦略を進めてきました。
内外の現場で起きている事象をデジタル化により鮮度良く全社でタイムリーに見える化することで、バリューチェーンでの連携や組織としての意思決定をスピーディーに行う事が可能となり、機会損失やリスクの軽減、予防処置など企業価値の最大化に活かされています。
中長期ビジョンでは AI や IoT を活用した生産コアバリュー間でのリアルタイムの情報共有とニューバリューチェーンでのお客様との接点において、脱炭素・循環型社会の進展 に対応した 製品・サービスを通じた情報提供とフィードバックに力を入れ ICT 家具屋としての強みを進化させていきます。

・DX戦略

当社のコアバリューの中でもモノづくりにおける情報の司令塔が生産管理部門となります。
生産工程では注文頂いた製品のみを生産するため、何百種類もの製品や納期の異なる製品を同ラインに流す必要があり、その中で安定した品質を造り込むために、源流でのデジタル化された情報管理が最重要工程となっています。また社内資源(人・材料・設備・方法)をどのタイミングでどのように活用するかについても適宜最適解を導きコアバリューの全体最適を創り出しています。
中長期ビジョンでは CRM (カスタマーリレーションシップマネジメント)と IE (インダストリアルエンジニアリング)をベースに、ICT 家具屋としてデジタル情報通信技術を活用し、国内メーカーでの絶対的ポジションへと牽引していきます。

・DX推進体制

デジタル技術を活用する戦略を推進するため、内藤家具インテリア工業株式会社では以下の体制をとっています。

中長期ビジョンの実現に向けて、基盤事業の競争力強化と成長事業の育成を着実に実現するための DX の戦略・方向性および課題事項に関する審議を行う「 DX 推進委員会」設けています。 委員会は代表取締役直下に属し、デジタル推進責任者の CDO を委員長、各部門から任命された DX 推進委員をメンバーとし構成しています。 各部では DX をけん引すべく、DX 推進委員メンバーを任命し、所属組織における DX 推進状況を統括、推進する役割を担っています。 上記委員会の運営、DX 推進委員メンバーと連携した全社の DX 推進状況のモニタリング、DX 案件推進の支援、デジタル人材の育成、およびこれらに関する情報発信などを行うことで全社 DX 推進をサポートしています。