神奈川県 I様 マンション ご夫婦

明治時代からの近代洋風建築が多く残る、横浜市。
この街に住み続けて20年以上になるI様は、2018年の12月に、お住まいのマンションをフルスケルトンリノベーション。ご自宅兼オフィスとして使われています。

「以前から、部屋や水回りなど、一部分を改修したいね、という話を夫婦ですることはありました。そんな中、2018年の初夏に、偶然知りあったデザイナーの方と意気投合。リノベーションについて、相談をしてみました。すると『一部でなく、全部変えた方が良い』とアドバイスをいただき、では思い切ってやってみようと、その方にお願いすることにしたんです」。

トントン拍子で決まった、リノベーション計画が、2018年の夏にスタート。
そのデザイナーの方が、最初に仕上げてきた図面を見て、I様はARUNAiを初めて知ることになりました。

「デザイナーの方が私たちの家の構想をされていた時期に、偶然ARUNAi東京ショールームに立ち寄ったそうです。その時、『これだ!』と感銘を受け、すぐに設計に取り入れたと言っていました」。

実はI様も、デザイナーの方とは全く別のタイミングで、ARUNAi東京ショールームを訪れていました。
大きな壁一面に整然と取付いている収納の、扉前面の綺麗に通っている木目や、照明演出の美しさに、思わず写真を撮影。
後に、それがデザイナーの方から提案された収納と同じブランドだと知った時は、大変驚かれたそうです。

今回のリノベーションにあたって、玄関やクローゼットなど、様々な箇所にARUNAiの収納を導入。その一番大きなものが、キッチンの収納でした。

「リノベーションの現場は、他の建築業者や内装メーカーなど、沢山の方々が、関わっていきます。また、図面の寸法と現場とでは、どうしても若干の寸法のズレが出てきてしまいます。せっかくのARUNAi収納が入らなくなったらどうしようかと、完成前は心配もしていました。しかし、ARUNAiのスタッフが、現場でしっかり調整を行ってくれたので、ピッタリと壁に収めることができました」。

収納裏に隠れた梁の出っ張りなども考慮して、オーダーメイドで設計されたキッチン収納。
幅4m、高さは2.4mにも及び、食器はもちろん、リビングの小物までをすべてしまっておくことができます。

「お気に入りなのは、調味料の取り出しやすさ。ポンと押すだけで引き出しが開きますし、スライドトレー部分に並べておくこともできるので、とても使いやすいです」。

そして玄関部分の収納は、ガラスの壁越しに、高さと色を統一。
開放感を感じる設計となっています。

「靴をしまうだけでは、まだまだ十分なスペースがあります。ゴミ箱や、梱包道具などをしまっているのですが、玄関先で効率よく作業ができるので、便利ですね」。

また、ARUNAiスタッフとのやり取りを、I様はこのように振り返ります。

「世の中には、多くの作り手の方々がいらっしゃいます。私も以前、仕事でメディアの作り手をしていましたが、何かを作る上で大切なことのひとつに、志の高さがあると思います。どうやったら社会や人の役に立てたり、喜んだりしてもらえるかを、全力で考える姿勢。その志の高さを、ARUNAiには感じました。私がラフでつくったイメージ図に、『こういう風にした方が使いやすい』『ここは耐久性を損なうので変えた方が良い』とアドバイスをいただいたり、時には何枚も図面を書き直してくださったり。無理難題を言ってしまったこともあり、大変だったとは思うのですが、いつもしっかりと答えてくれました」。

毎回の打ち合わせの後は、ARUNAiスタッフから議事録が送られてくる前に、ご自分で話し合いの内容をまとめてタスク管理してしまうほど、熱気と楽しさに溢れていたと、I様は振り返ります。

「仕上げていただいた収納の綺麗さに負けないように、自分たちも生活をしていきたいです。そして、更に使いやすくするためには、どうすれば良いかご相談させてください。この先もどんどん進化させていけるポテンシャルが、ARUNAiの収納にはありますから」。

もう少し落ち着いたら、ぜひこのキッチンを使ってパーティーをしたい。
その際はぜひ来てくださいね、と、笑顔で話されました。